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The Botanical Society of Tosa

土佐植物研究会

<お問い合わせ先>
TEL:090-7622-1257

2019年1月20日(日)に第540回月例会(総会・研修会)が牧野植物園アトリエ実習室で行

会長挨拶後,役員改選で前年度の役員を再選し,会長の司会進行で総会が開始された。

Ⅰ.2018年(平成30年)の活動報告
(1)月例会は1月総会の第528回から12月の539回が行われたが,昨年は天候が不順で,6月は台風のため行先を変更,9月は大雨のため中止した。特別例会は4月7日~10日に沖縄本島へ18名が参加,四国植物研究会徳島大会へは11名が参加した。例会参加者は平均15名。(2)総会・研修会は2018年1月21日(日)9:30~12:00に牧野植物園アトリエ実習室で24名の参加で行われた。研修会では①坂本彰氏により「ニシキソウは普通に見られるか?」,②田邉由紀さんにより「高知県外来植物調査中間報告」,③鴻上泰による「2017年月例会の記録」が行われた。
(3)第32回特別例会は2018年4月7日(土)~10日(火)の3泊4日で沖縄本島へ行き,18名の参加があった。
(4)第28回四国植物研究会徳島大会は,2018年10月13日(土)~14日(日)に海陽町の「まぜのおかオートキャンプ場」を会場に総会・研究発表会が行われた。研究発表では①久米 修氏が「最近香川県で見つかった植物」,②松井宏光氏他が「愛媛県内の植物トピックス」,③橋本季正氏が「高知県初のイモネヤガラの保全について」,④鴻上 泰が「高知県におけるハナガガシの新産地について」,⑤木下覺氏が「徳島県の帰化植物・県内の新産植物」,⑥小松研一氏が「野外観察場所と植物紹介」を発表した。14日の野外観察は,海陽町の母川河畔ほか相川瀬戸谷などで行われた。
(5)シダ教室は4月~10月に山岡和興顧問を講師に6回行われた。
(6)第2回の写真展は2018年1月20日(土)~2月18日(日)に牧野植物園五台山ギャラリーで行われた。
(7)NEWSLETTERは月1回No.360~371の12回発行した。
(8)ホームページは随時月例会の報告を更新した。

Ⅱ.2018年の決算報告が堀内和美さんから行われ,監査報告が宇田英一氏よりなされ,拍手で承認された。

Ⅲ.つづいて2018年の活動計画が発表された。
(1)月例会は本日540回例会・総会から2020年3月までの月例会案が示された。
ここで4月予定の大平山鉱山跡地についてはちゃんと調べるのであれば4月が適当なのかまた1回でよいのかという意見が出され,産廃の情勢を見ながら特別例会等で対応する旨の説明がなされた。また,バス利用の回数が3回(4日)で,今後は増やしていきたい。
(2)NEWSLETTERの発行は月1回行うが,メール便の値上げおよび消費税の値上げに対処するために,メール配信の提案がなされ,希望者を募ることにした。
(3)「高知県の植物」第26号については,現在編集中で2月中の発行を目指している。会誌の発行については印刷費の縮小に努める必要はあるが,今後どうするのか事務局で議論する必要がある。
(4)ホームページについても月例会報告の更新を行う。
(5)第33回特別例会は2019年4月20日(土)~21日(日)に,真庭市のなかつい陣屋へ宿泊し,岡山県上斎原村の県立森林公園等の植物を観察する旨が細川さんから発表された。
(6)第29回四国植物研究会香川大会は,2019年6月1日(土)~2日(日)に,かんぽの宿観音寺を会場に,観音寺市の有明浜または雲辺寺山で観察を行う予定。
(7)シダ教室は5月くらいから月1回行う予定。
(8)標本研修会を標本庫内でできれば数回行う。
(9)写真展も継続して行う。

Ⅳ.2019年の予算案については,バス代対応への意見が出され,予算案に盛り込むことにした。

Ⅴ.その他
(1)月例会等で得た情報をネット等で公開する際には十分注意すること。
(2)NEWSLETTERのメール配信に関して,会費は据え置きとする。
(3)貸し切りバスの利用が増えるので,会からの出費を予算案に盛り込むこと。
(4)最後に本日参加されている新入会員2名の自己紹介が行われた。

14時50分に総会が終了し,休憩後15時15分から研修会が行われた。
研修会では田邉由紀さんから昨年に引き続いて「高知県外来植物調査中間報告」及び「タンポポ調査」の概要についての発表があり,ほぼ16時に終了した。〔記録:高橋眞起・鴻上泰〕