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The Botanical Society of Tosa

土佐植物研究会

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2015年9月13日(日)に第500回月例会(高知市望六峠~七ツ淵神社)が行われました。

 9時に県立美術館下グランドに11名が集合し、9時30分に現地、望六峠に集合した7名が合流して計18名が参加し、今回、記念すべき第500回目の月例会である観察会は、天気も良くヒガンバナも咲き始め、すずしい秋風も感じる中で高知市北山望六峠~七ツ渕神社コースで実施された。
 当日は七ツ渕神社のお祭りがあるということで、地元の方が遊歩道の草刈りをしてくれていた。峠より下ると、さっそく休耕田跡地や斜面にツリフネソウの群落が歩行距離100mぐらいにわたって咲き誇っていた。
 20分ぐらい歩くと本日お目当ての青紫色のヒメトラノオに会う。そこには、アカバナ・ヤマジノホトトギス・ノダケなどの花も咲いていた。
 歩道を降り切った所の谷川の岩岸に、七ツ渕神社の案内板に掲示されていたタカノハウラボシが生えていると谷本さんに教えてもらう。
 椎野峠に通ずる車道に出ると、榎さんが事前に置いていてくれた自家用車に他の運転手がその車に便乗して、望六峠に置いてある車を取りに行ってもらうことになった。他の者は歩いて七ツ渕神社参拝歩道を登る。途中の田んぼのへりには、ツリガネニンジン・コナギ・コケオトギリ・シバハギの花が見られ、林の中の歩道脇にはオオミヤマウズラ(仮称)が咲いていた。
 七ツ渕神社鳥居前の車道広場で、車組と歩行者組が合流して、11時30分頃に昼食とする。そこでは佐々木の旦那さんが林の中より真っ赤なベニチャワンダケを見つけてくれて、皆が喜んで写真を写す。
 その後、七ツ渕神社への参拝道を下る。この歩道脇にも、オオミヤマウズラ(仮称)が咲き、その小苗も多く見られた。ヒナノシャクジョウの咲き終わりもあった。また、ここでは7月には、菌類のウスキキヌガサダケも見られるとのことである。
 神社手前では、地元のおばちゃんが今日はお祭りなので、一人で四方竹のすし、タイガーメロンなんかを売っていた。我々も何人かがそれを買っていた。
 七ツ渕神社では、本日は記念すべき第500回の月例会、観察日であるので、参加者全員の記念写真をとる。
 14時過ぎ昼食をした場所に戻り解散する。
 なお、この散策コースは高知市のハイキングコースにも指定されており、当日も途中で一人歩きの方とか何人かのグループ方とかに何回か出逢う。高知市市街地の秦泉寺方面から神社参拝者や散歩をされている方、田園風景や田舎風情を楽しむ愛好者が訪れているとのことである。(文:黒瀬修平 写真:鴻上泰)
オオミヤマウズラ(仮称)
オオミヤマウズラ(仮称)
 その後、七ツ渕神社への参拝道を下る。この歩道脇にも、オオミヤマウズラ(仮称)が咲き、その小苗も多く見られた。ヒナノシャクジョウの咲き終わりもあった。また、ここでは7月には、菌類のウスキキヌガサダケも見られるとのことである。
 神社手前では、地元のおばちゃんが今日はお祭りなので、一人で四方竹のすし、タイガーメロンなんかを売っていた。我々も何人かがそれを買っていた。
 七ツ渕神社では、本日は記念すべき第500回の月例会、観察日であるので、参加者全員の記念写真をとる。
 14時過ぎ昼食をした場所に戻り解散する。
 なお、この散策コースは高知市のハイキングコースにも指定されており、当日も途中で一人歩きの方とか何人かのグループ方とかに何回か出逢う。高知市市街地の秦泉寺方面から神社参拝者や散歩をされている方、田園風景や田舎風情を楽しむ愛好者が訪れているとのことである。(文:黒瀬修平 写真:鴻上泰)
オオミヤマウズラ(仮称) 花のアップ
オオミヤマウズラ(仮称) 花のアップ
ヒメトラノオ
ヒメトラノオ
ヒメトラノオ 花のアップ
ヒメトラノオ 花のアップ
シバハギ
シバハギ