土佐植物研究会

　総会は，福原宏さんの司会で進められ，山岡和興会長の挨拶のあと，高橋眞起さんが議長に選出され，議事は以下のとおり進行しました．
Ⅰ．2011年の活動報告がありました．
　①12回の月例会，２回の特別例会が平均24名の参加を得てつつがなく開催することができた．牧野植物園での研修は一定の成果もあり，本年も継続したい．香川県小豆島で行われた四国植物研究会では鴻上さんが四万十町奈路の湿地植生について発表した．
　②No.279からNo.290までのニュースレターを発行した．月例会での観察植物は引用されることもあるので，間違いは後日訂正するなど，正確を記してもらいたい．
　③ホームページを立ち上げた．掲載植物数も増加し，充実した．
　④会誌「高知県の植物第22号」を発刊した．
　⑤土佐植物研究会規約の改正，投稿規約の改正および役員の改選について，報告された．
Ⅱ．2011年予算の決算報告および監査報告があり，承認されました．
Ⅲ．2012年の活動計画が下記のとおり承認されました．
　①月例会および特別例会は別表のとおり．厳寒期の月例会では，県内の社寺林の調査に取り組む．引き続き，ニュースレターを発行し，ホームページの充実に努める．
　②若い世代の参加を図り，研究会組織の強化に努める．
　③会誌「高知県の植物　第23号」の発刊に向け，会員多くの投稿を求める．原稿締切は2012年10月末厳守．
　④本年，愛媛県で開催される予定の四国植物研究会の詳細は未定である．
Ⅳ．2012年の予算が原案とおり承認されました．
　　研修会では次の４題が発表されました．
　①高知県新産の植物：田辺由紀
　②特別例会－北海道－報告：細川公子
　③三嶺シカ食害の歴史：坂本　彰
　④2011年月例会の植物：松本満夫
　
　午後の新年会は，和気藹々の歓談，情報交換の場となりました．
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【松本満夫】